疾風迅雷、、、そして朝令暮改な組織運営
-風雷社中立ち上げの組織デザインを振り返る-

疾風迅雷、、、そして朝令暮改な組織運営
-風雷社中立ち上げの組織デザインを振り返る-

クラウドでしょ、クラウド

風雷社中の会議は設立当初より、全員がノートPCやスマフォでGoogleドキュメントで会議アジェンダを共有し、ログを取りながらすすめるスタイルです。今でこそ当たり前になったスタイルですが、当時はWord(いや紙で)会議録を作ったり、各自のメモに頼った会議が主流でした。会議に限らず、様々なデータをクラウドで共有して、スタッフが同一の情報を共有していくことを重要視しました。データ共有による判断、行動の迅速さを目指しました。「早くやって、早く間違えて、早く直す」ためにクラウドシステム(Google)を導入しての環境つくりでした。また積み重ねや努力の量に執着しない組織であることも重要視していました。

内向的な仲良しグループじゃダメでしょ

風雷社中は立ち上げから、他の団体やグループの力を積極的に「借りて」運営してきています。設立には「おおた市民活動推進機構」のサポートを受け、大田区内の障害福祉サービス事業者を積極的に組織し「大田区自立支援連絡会」を立ち上げ、他区の事業所と連携し「ガイドヘルパーから始めようキャンペーン」を展開。また障害福祉関係だけではなく大田区区民活動施設「こらぼ大森」の指定管理を受けているNPO法人大森コラボレーションの理事会に風雷社中メンバーが参画(個人としてですが)したり、一般社団法人レガートが運営していたフェアトレード&コミュニティーカフェLegatoを積極的に活用したり、外部団体との交流によって活動の基盤を整えてきました。障害福祉関係が陥りやすい「障害のある人の支援に関わる人たちだけの視点」だけでの組織運営で、「内向的な仲良しグループ」による予定調和しやすい状況をできるだけ回避したかったからです。

介護や支援の仕事で生活しなくていい人たちを介護労働に

機能障害がある為にケアや相談等の福祉サービスを使って生活する人たちの周りには、家族と福祉サービスや医療、教育を専業とす人で溢れています。しかし、そうではない人たちとの関わりは希薄です。極端な言い方をすると「障害者の周りは、障害者へのサービス提供で飯を喰っている人たちばかりがいて、普通の人がいない」状況なのです。これは「サービスの質」とか以前に「異常な状況」です。しかし、教育や労働、そして余暇なども、障害のない人たちと分断されている環境下では、家族以外の人間関係が「福祉サービス関係者」ばかりになることも必然です。なので、意図的に環境を変えていかなくてはならないのです。
風雷社中は障害のある人が社会とコミットしていくことを支えるガイドヘルプ、ホームヘルプ事業を軸としていくなかで、その介護スタッフに「介護や支援の仕事で生活しなくていい人たち」を登用していくことを重要視しました。

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