
「移動支援事業所ステップアップ」さんの研修に支援事業 風:fuuの管理者でもある、庭野副理事長が講師として参加しました。
現地にいない風雷社中ヘルパーさんたちにも社内研修としてもZOOMで中継。
所謂ハイブリッド、というやつです。
テーマは「移動支援の意義や目的。社会参加について」
会場で参加しているステップアップさんは今年1月に発足したばかりの事業所で、代表の杉山さんが風雷社中事務所に直接挨拶しに来て下さったのがキッカケで、現在も色々とお付き合いがあったり協力体制でいます。
そんなこんなで今回「移動支援の研修を実施して欲しい」という依頼があり、二つ返事で快諾したのでありました。
さて、今回の研修ですが新人ヘルパーさんもベテランヘルパーさんも基礎的な部分に立ち返り
「自分たちがガイドヘルパーであること」
「この仕事をなぜやっているのか?」
毎日のことでなかなか埋没してしまいそうなことではありますが、改めて意義について再確認しました。


(若干ガイドヘルパー研修の内容のネタバレになってしまいますが)
なかでも盛り上がりを見せたのが「支援対応のロールプレイをしてみよう」というトピック。
利用者役、ヘルパー役に分かれてコンビニで商品を選ぶ→会計する、という内容。
当事者と店員とのコミュニケーションを架橋するため、ヘルパーがアシスト。
同じコンビニ、同じ飲食店でも繰り返し訪れてはやり取りをしていく。
ヘルパーが代わりに会計ややり取りをするのではなく、主役は本人である。本人とのやり取りを作用する。
障害者と会ったことがない、関わったことが無い人たちと接点を作ることでコツコツ「街づくり」を行う。
大きな変革はすぐには起こらないので、こういった地道なことが重要であります。
風雷社中ヘルパーさんに感想頂いたところ
「他事業所との合同研修ってとても新鮮ですね!普段と違う感じでした」
という話もありました。
「コラボレーションお願いします!」
「メントスコーラお願いします!」
というほど強行的に今回はやったわけではありませんが、このコラボレーション。
事業所間での共同研修というのはお互いに刺激になるため、今後も定期的に実施していきたいと思います。
★移動支援事業所 ステップアップ
→https://arthic.co.jp/company/index59.html