知的障害のある人の暮らしと自立生活
風雷社中も取り組んできている、知的障害のある人の自立生活(ケア付き一人暮らし)支援。
知的障害のある人の多くは、家族と暮らす以外の選択肢として、入所施設やグループホームといった施設での暮らしだけが、支援する人たちから提案される状況が一般的です。でも全国のあちこちで、重度訪問介護等の公的介護を活用して、地域の賃貸住宅で自立生活をおくる人もいるのです。
20数年前から先駆的なエリアで取り組まれきた知的障害のある人の自立生活は、未だ全国的な取り組みとしては数少なく、聞いたことがない、聞いて入るが実態はしらない障害福祉サービス関係者は少なくありません。
考える会2023年度シンポジュウム
「知的障害のある人に自立生活について考える会」は、未だ少ない事例ながら、色々な地域で取り組まれている知的障害のある人の自立生活に関わる人たちをゆるやかにツナギ、全国規模でのプラットホーム作りを進めている団体です。風雷社中も協力し、活動に参加しています。
毎年、さまざまなスタイルでシンポジュウム開催されていますが、今年度は下記のとおりの実施が決まり、参加募集が始まっています。
興味関心のある方は、ぜひ、ご参加ください
「知的障害のある人の自立生活について考える」ONLINEシンポジウム2023
ひとまず、ここまで来たぞ!
地域での知的障害のある人の自立生活&実践者が語る-これまでとこれから
日時 2024年2月23日(金・祝)13:30~16:00
申し込み方法 everevoよりお申し込みください(申込者へ個別で当日URLを共有します)
参加費(投げ銭設定) 0円 500円 1,000円 3,000円 5,000円
第一部 基調講演 13:40~14:20
ひとまず、ここまで来たぞ!地域での知的障害者の自立生活
講師|田中恵美子さん(東京家政大学教授)
内容|知的障害者の自立生活の歴史的変遷と日本全国での実践事例調査を重ねつつ、各地での共通点や相違点、課題や可能性などの考察から、考える会へのつながり、今回の全国調査の目的やその後への思いなど。
休憩:14:20~14:30
第二部 パネルディスカッション 14:30~16:00
実践者が語る-これまでとこれから
登壇|
中村和利さん(NPO法人風雷社中)
櫻原雅人さん(NPO法人はちくりうす)
林淑美さん(社会福祉法人 創思苑)
太田吾郎(社会福祉法人 ぽぽんがぽん)
C N |
市川彩さん(自立生活支援ヒビノクラシ舎)
田中恵美子さん
コメント|
新井智さん(自立生活センター・小平)
内容|パネラーそれぞれの知的障害者の地域生活支援の実践経緯や出会い・契機となった出来事や思いを10分程度で話してもらいます。そこから今後の展望や期待・課題などクロストークを展開します。
●配信方法 Zoomウエビナーでの配信を予定
●情報保障パソコン文字通訳
※その他の情報保障を必要とされる方は、ご連絡ください。可能な範囲となりますができる限り対応いたします。
グループ視聴も大歓迎です♪
ONLINE配信でのシンポジュウムをグループで集まって視聴しませんか?
ぜひ、日頃交流のあるメンバーで集まってご視聴下さい。視聴しながら、もしくは視聴後に意見交換などグループ内でアウトプットしてみて下さい。
また、パソコン操作やインターネット接続が苦手な方で、シンポジュウムに参加したい方が身近にいらっしゃいましたら、ぜひ、一緒に視聴していただけると嬉しいです。
※グループ視聴の設定や集客は、各グループでの責任のもとお願い致します。
※グループ視聴された場合、考える会まで、実施グループ名、参加人数、グループで出された感想や意見などをお知らせいただけると今後の活動の励みになります。
特報!《シンポジウムプレイベント・オンラインサロンアーカイブ動画・期間限定配信》
「知的障害のある人の自立生活を考える会」では、自立生活に関わり関心を寄せる人同士の交流や学びあいの場として「オンラインサロン」を定期的に開催してきました。
2月23日のシンポジウムのプレイベントとして、これまでの計14回にわたるオンラインサロンアーカイブ動画から、知的障害のある人の自立生活実践の話題を抜粋して期間限定で公開します。
各回のゲストから紹介される全国の実践を通して、ぜひ知的障害のある人の自立生活の現在地を体感してください。
「知的障害のある人の自立生活を考える会」YouTubeチャンネルにて公開
https://www.youtube.com/@user-hw8oc3mm6k
公開期間|1月中旬から2月23日(金)まで
本事業はキリン福祉財団の助成事業です
