2026年度ガイドヘルパー養成研修を開催します。
東京・大田区周辺で、知的障害のある人の外出を支えるガイドヘルプを学びたい方へ。日程・対象・費用・申込方法は、最新の募集ページをご確認ください。
2026年5月現在 これまでの実績
風雷社中では、2014年度から、地域でガイドヘルパーを増やすための取り組みを継続してきました。
- 研修開催数 34回
- 研修修了者 のべ426名
東京都指定移動支援従業者養成研修を継続的に実施し、障害のある人が地域の中で出かけ、人と関わりながら暮らしていくための担い手を増やしてきました。
「外出」を支える人を、地域に増やすために
風雷社中では、知的障害のある人の外出・余暇・社会参加を支える人材を育てるため、ガイドヘルパー養成研修を実施しています。
ガイドヘルパーは、障害のある人が学校や通所先へ行く、買い物をする、余暇を楽しむ、人と会う、地域の中で暮らすための外出を支える人です。
制度としては、自治体が実施する移動支援事業などで働く移動支援従業者と呼ばれます。
私たちはこの研修を、単に「資格を取るための研修」とは考えていません。
障害のある人が、家族や施設だけに生活を限定されず、地域の中で出かけ、人と関わり、自分の暮らしを広げていくための入口。
それが、ガイドヘルパー養成研修です。
ガイドヘルパーとは
ガイドヘルパーは、障害のある人の外出を支える人です。
たとえば、次のような場面で関わります。
- 学校や通所先への行き帰り
- 買い物
- 散歩
- 外食
- 映画・カラオケ・公園・イベントなどの余暇
- 地域の人や場所と出会う外出
外出を支えると言っても、目的地まで「連れていく」仕事ではありません。
本人が何を見ているのか。
何に関心を持っているのか。
どんなペースで動きたいのか。
何に困っていて、どこまで自分でやりたいのか。
そうした本人の様子を見ながら、必要なところで手伝い、本人の暮らしが地域の中で広がっていくことを支えます。
「連れていく」のではなく、本人が行きたい場所へ行き、そこで過ごすことをお手伝いする役割です。
なぜ、風雷社中がこの研修を続けるのか
障害のある人の外出を支える制度はあります。
しかし、制度があるだけでは外出は実現しません。
実際に本人の傍らに立ち、一緒に街へ出かけるガイドヘルパーが必要です。
知的障害のある人や重度障害のある人の中には、外出したい、外出する必要があるにもかかわらず、担い手不足によって外出をあきらめざるを得ない人がたくさんいます。
家族だけが支える。
限られた事業所だけが支える。
本人の外出が、いつも「誰かの都合」に左右される。
それは、本来あたりまえにあるはずの地域での生活とは言えません。
風雷社中は、障害のある人が地域で暮らし、出かけ、人と関わるための条件をつくるために、ガイドヘルパー養成研修を続けています。
外出は、「ぜいたく」じゃない
外出は、特別なイベントだけではありません。
通学、通所、通院、買い物、余暇、人と会うこと。
それらは、地域で暮らすための基本です。
障害のない人にとっては、予定を立て、行きたい場所へ行き、人と会うことは日常の一部です。
けれど、障害のある人の場合、その日常が家族や限られた福祉サービスに大きく依存してしまうことがあります。
ガイドヘルプは、その人が地域の中で暮らしを広げていくための社会的な仕組みです。
そして、ガイドヘルパー養成研修は、その仕組みを地域に根づかせていくための入口です。
こんな方に受講してほしい
風雷社中では、福祉の経験がある人だけでなく、これまで障害のある人と接点が少なかった人にも、ガイドヘルパー養成研修を受けてほしいと考えています。
たとえば、次のような方です。
- 障害福祉の仕事に関心がある方
- 地域で人の外出や暮らしを支える活動をしたい方
- 学生のうちに福祉の現場を知りたい方
- 副業・ダブルワークとして福祉に関わりたい方
- 子育てや仕事の経験を地域で活かしたい方
- 退職後やシニア期に地域で役割を持ちたい方
- 知的障害のある人との関わり方を学びたい方
- 将来的にガイドヘルパーとして働くことを考えている方
ガイドヘルパーは、特別な誰かだけが担う仕事ではありません。
地域の中に、少しずつ関わる人を増やしていくこと。
そこから、障害のある人の暮らしの選択肢が広がっていきます。
研修で学ぶこと
風雷社中のガイドヘルパー養成研修は、東京都指定の「知的障害者移動支援従業者養成研修課程」として実施しています。
研修では、東京都の指定カリキュラムに基づき、知的障害のある人の外出を支えるために必要な知識と基本的な考え方を学びます。計19時間の講義・演習になります。
主な科目は、次のとおりです。
- 障害者福祉に関する講義
- 障害者の心理に関する講義
- 移動支援の基礎知識に関する講義
- 移動支援の方法に関する講義
- 移動支援の実際に関する演習
制度の理解だけでなく、知的障害のある人の外出場面で何が起きるのか、本人の意思やペースをどう尊重するのか、安全と自由をどのように両立するのかを、講義と演習を通して学びます。
「本人のため」と思っていることが、本当に本人のためになっているのか。
「安全のため」と言いながら、本人の選択を奪っていないか。
「支える」とは、どの位置に立つことなのか。
そうした問いも含めて、ガイドヘルプを学んでいきます。
研修修了後の関わり方
研修を修了すると、移動支援事業を実施する事業所などで、ガイドヘルパーとして働くための条件の一つになります。
また、すぐに働くかどうか決めていない方でも、障害のある人の地域生活や外出支援について学ぶ機会として受講できます。
研修修了後の関わり方は一つではありません。
- ガイドヘルパーとして働く
- 地域活動やボランティアに活かす
- 家族や職場での理解に活かす
- 福祉・教育・地域づくりの学びに活かす
- 将来的な仕事の選択肢として考える
風雷社中は、研修を「入口」として、障害のある人と地域をつなぐ人が増えていくことを目指しています。
※風雷社中で登録ヘルパーとして働くことを相談することもできます。
最新の開催情報について
ガイドヘルパー養成研修は、年度ごとに開催日程・会場・申込方法が変わります。
現在は、2026年度ガイドヘルパー養成研修の受講者を募集しています。日程・対象・費用・申込方法は、ページ上部の案内または2026年度の募集ページをご確認ください。
過去の取り組み・クラウドファンディング実績
風雷社中では、これまでガイドヘルパー養成研修を継続して実施してきました。
研修の実施には、会場費、講師謝金、教材費、広報費、事務費などが必要です。
そのため、年度によってはクラウドファンディングや寄付を通じて、多くの方に研修実施を支えていただいてきました。
過去の取り組みやクラウドファンディングの記録は、別ページにまとめています。
受講・問い合わせについて
ガイドヘルパー養成研修について知りたい方、受講を検討している方、風雷社中で働くことにも関心がある方は、お問い合わせください。
また、ガイドヘルパーとして働くことに関心のある方は、登録ヘルパー募集ページもご覧ください。
