クラウドファンディングやります!ガイドヘルパーを増やすために

障害のある人の外出を支えるガイドヘルプを担うガイドヘルパーは、全国的に慢性的な人員不足を起こしている現実があります。
NPO法人風雷社中が運営をしている居宅介護事業所「支援事業 風:fuu」も同様に人員不足で利用者にニーズに充分に応えられているとは言い難い状況があります。

例えば、昨年度の風雷社中の場合、35名から新規利用の問い合わせがありましたが、そのうち30名の支援を断っています。
既存の利用者からの依頼についても、1年間で約450件の依頼を実施できませんでした。

クラウドファンディング「障害のある人が自由に外出できない社会を変えるために、ガイドヘルパーを増やしたい!

」より

正直な話、ガイドヘルプ事業(障害者総合支援法地域支援事業移動支援)の報酬では、日常的なガイドヘルプ事業の人件費やコーディネートをまわす予算額を確保することでギリギリな感じ。人員の確保のための予算捻出はとても困難なものです。
しかし、障害がある人にとって、また社会にとって、必要不可欠と言えるガイドヘルプの人員が足りない状況を指を咥えて「しかたないよね」と言っていたら福祉サービスに関わるものとしての矜持にかけると思うのです。
そこで、風雷社中は養成研修の資金調達を例年クラウドファンディングで社会全体に協力をあおぎ予算の確保をして、ガイドヘルパー養成研修の実施をしてきています。
今年度も「障害のある人が自由に外出できない社会を変えるために、ガイドヘルパーを増やしたい!」と題し、CAMPFIREでのクラウドファンディングに取り組んでいます。
また、今年度は養成研修と合わせて、ONLINEで全国のガイドヘルパーを対象に現任研修(スキルアップ研修)も企画しています。いま活躍されているガイドヘルパーが持続していくために必要な学びの場を模索していきたいと考えいます。

ご協力、お願いいたします。

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